→Menu [Top] [はじめに] [三鷹] [松本] [長野] [その他] Last Update: Mar. 19 1999 ■松本運転所中央東線・篠ノ井線・大糸線などを受け持つ松本運転所には、183・189系、115系等の他にローカル用・波動用として新長野色に変更された169系3連10本30両が配置されている。内容は大きくボックスシート編成6本、セミクロスシート編成2本、改座編成2本にわかれ、改座編成のみが定期運用をもたず波動用として活躍しているが、あとの2種は共通運用で中央東西線、篠ノ井線、大糸線のローカル列車に使用されている。編成番号は通しで付けられており(A2は欠)、A1〜A7がボックス、A8・A9がセミクロス、A10・A11が改座となっている。ATS-PはA8・A9編成以外の全編成に搭載されており、臨時急行「アルプス」などで首都圏に乗り入れることがある。後述の長野所との併結運用は設定されていないが、長野オリンピック開催時に長野所の4連に臨時増結されたことがある。なお通常では1本のみが6連で他の列車はすべて3連での運転となっている。[写真ページ]
●松本運転所169系編成表
尚、編成札は助手席側前面窓に掛けられているほか、乗務員室に同所の他の車両のように表記されている。各部Hゴムについてであるが、側扉部が金枠式の編成を除くと全編成が黒Hゴムとなっている。車両更新車はボックス1本とセミクロス・改座各2本の計5本で、ほかの編成は特別保全工事車であるが、特保車との外観上は前述の側面窓押さえの他は側扉周囲や車体裾の溶接跡程度である。室内はセミクロス車はロングシート部分には上部にステンレスパイプ・茶色のつり手がもうけられている。車両更新車は他区と同様のアイボリー色となっているが、クハの前部デッキの仕切窓は残されている他、トイレに関しても中間車のトイレ・洗面所は撤去されている。 車両の特徴としては保全工事の他、全車に共通するアンチクライマーを取り付けないタイプの前面強化工事(前照灯はシールドビーム)、新製冷房車のクモハ・モハ-27、クハ-25・26、先頭車に搭載される数種の冷房装置が1両中に存在する点などがあげられる。またATS-PはA8・A9以外の編成に取り付けられている。
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